先日、お絵描き教室の帰り道
「お腹空いたからお店でご飯食べよう!」とムスメからの提案。
「この辺知ってるお店ないな〜」と思いながら少し歩くと小さな看板を見つけて、
初見で、しかも子供連れで行く雰囲気のお店じゃないかな・・・
と心配しつつ、周りに空いてるお店が無くて、少し勇気を出して入ってみました。
とても味のある雰囲気の良いお店で
案の定、子連れでくる雰囲気のお店じゃなかったけど
何か言われたわけじゃないけどお兄さんが静かでとても暖かい雰囲気で、
ほっと一安心。
お腹ペコペコでバッドコンディションのはずのムスメが
始終静かにお話ししてくれて(いつもは声が大き過ぎる笑)
もうすっかりお姉さんだなぁとなんだか嬉しいのか、
少し寂しいのかよくわからない気持ちが込み上げてきました。
ずーっと家族がリモートだったり実家だったりで、
気がつけば2人きりの時間は何ヶ月も無くて
こうやって家以外の場所でじっくりと過ごす話すのは
とても久しぶりだと気がつきました。
同時に、ゆっくり流れる時間がとても幸せだなぁと感じました。
きっとここで話した猫のピンクの市電の話や網戸の席の話を
私は一生忘れないんだろうな。
子育てをしていると、こういうなんてことないことが急に特別になる瞬間があります。
子供といると食事や機嫌の兼ね合いで、段取りや計画が何より大切で
お互い気持ちよく過ごすためにではありますが、そればかり意識していたのかも。
段取りは大変だけど子育てにおいてある程度は必要なこと。
でもたまにこうやって予定外のことを気持ちの赴くままにやってみると
計画外の嬉しい感情に出逢えると、ムスメの提案のおかげで気付きました。
餃子定食とゴルゴンゾーラ焼きそば。ムスメがそれぞれ半分以上平げた。。
日常を大切に、なんて毎日精一杯で元々ズボラな私にはなかなか道のりは長いけど
小さなことでも幸せを感じられるように
この余裕は持てるくらいの気持ちの余白は大切にしたいなと思います。